脊柱はやわらかく


“本当の年齢は、生きている長さや自分がどう感じているかではなく、

脊椎の柔軟性の程度で決まるのだ。”

-ジョセフ・H・ピラティス-

体の構造の中心にある頚(首)部:7個、胸部:12個、腰部:5個の背骨の集合体を「脊柱」と呼び、頭蓋骨(後頭骨)と仙骨を含めた骨格で脊髄(神経の集合体、脳と全身を繋げる)を護ってます。

■エネルギーの分散

直立に立って、そこから頭を少し前に倒してみてください。

恐らく直立している事はできないと思います。

理由は、成人で体重の約10%(5~7kg)もある頭部が体の中心から外れる為です。


ほうきを手の平に乗せてバランスを取る遊びをした事があるでしょうか?

ほうきを倒さない為には、反射的に手を前後左右へと動かさないといけません。体がバランスを取る行為はコレによく似ています。

違いがあるとすれば、ほうきは1本の棒で先端の重心を取るのに対し、脊柱は26個(後頭骨、仙骨を含む)の骨で頭部の重みを分散させながら同時にバランスを取る点です。こんな複雑な離れ業ができるのは神経系のおかげ!

脊柱が複数の関節で別れているメリットは他にもあります。

  • 柔軟に体が動かせる。

  • 脊髄との摩擦を軽減する。

  • 代償性による可動域の確保。

  • 神経繊維の分配。


※上図を見てもらうと分かる通り、上下の関節が前後・側屈・回旋をコントロールする細かい筋肉で繋がっているのが分かります。

■エネルギーを伝える


例えば、肘を曲げると言う単純な動作は隣り合う2つの骨を上腕筋・上腕二頭筋で引き着けるだけです。対照的に、上半身と下半身を同時に動かす場合、複数の筋肉を連動させる必要があります。その時に重要となるパーツが軸となる脊柱です。

例えば、歩く時にポケットに手を突っ込んで歩くより、手を前後に振って歩いた方が歩幅も大きく、バランスが取りやすく、動きがスムーズです。これは、手の振る力を脊柱が無駄なく足に連動させているからです。

■脊柱の健康

脊柱を支える筋肉に問題が無い事を条件に、“脊柱の健康”は椎間板の強度と形状が決め手となります。

椎間板とは、24個ある背骨の間でクッションの様な役割を果たし、同時に全身の柔軟性を担っています。また、脊柱の中を通る脊髄が抹消へ分岐する神経根の通り道を確保しています。


※神経は、体の各組織を動かす配線の役割を果たす為椎間板の状態が悪いと背骨の関節間で神経が挟まりその先の組織の働きを妨げます。

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