アンチエイジングそもそも論

更新日:1月20日


水分バランス

酸化を防ぐ=アンチエイジングなんてことをよく耳にしますよね。ヒトの体は成人で約60%が水分で出来ているとされていますから、水分の酸塩基平衡の数値(pH)は重要です。ヒトの体液のpHは7.40±0.5の弱アルカリ性。これより低くなるにつれて酸性に傾きます。


勝手に調整

pHの調整には重炭酸緩衝系と呼ばれるメカニズムがあり、肺と腎臓の働きによってコントロールしてくれているので健康なら弱アルカリ性を勝手に維持してくれます。 因みに、弱アルカリ性を維持しなくてはならない理由は、エネルギーを造り出す際の酵素にとっての働きやすい環境がこの値なのだそうです。


そもそも無意味

話を元に戻しましょう。 と言うことは、巷でささやかれる運動したら酸化する。これを食べ過ぎたら酸化する。うんぬんと言うようなことはウソで、これを防ぐようなことを謳う商品も無意味なのではないかと思うのです。だって、何をしたって“体が酸化する”なんてことは起こらないようバランスを保つメカニズムが働いてから! どうですか?

これが基本にあって、例えば、COPD(慢性閉塞性肺疾患)になれば換気が下がるから慢性的に酸性に傾いたり、拒食症にみられるような頻繁な嘔吐が続けばアルカリ性に傾いたりするでしょうが、そもそも別の話ですよね。



閲覧数:23回

関連記事

すべて表示