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ゆがみと病気の関係

ゆがみとは何か?




整体系の治療院では、病院で使用する高価な機器を使った科学的な検査をすることはない。これは経済的な理由もさることながら、それらを扱う権利が許されていないからだ。アメリカのカイロプラクティックでは必須とも云われるレントゲン撮影も、本国では使用できない。 しかし、一方でこうした機器は利用する側の目的に合わせて造られているため、視点の異なる我々にとって、また、扱う手技によっては必要かと聞かれると、そうでもない。


解剖学的肢位を整えると症状は消える。


ヒトの体はDNAにより組織の位置が予め定められている。関節や筋肉、内臓が起こす不快感や疼痛は、それが正しい位置にないからだ。このシステムは体が内部環境(ホメオスタシス)を護るためのものであり、体のゆがみはそれを反映したシグナルである。 こうした理屈を知っておくと、鎮痛剤やテーピングが状態をより悪化させるだけだと分かるだろう。そうした処置は一時的であるべきだ。 人体の構造は、外側から皮膚/筋膜/筋肉・腱/骨・軟骨/脳・脊髄の順で構成されている。中心に向かうほどゆがみの核心に辿り着く。脳・脊髄自体がゆがむことはないが、その入れ物である背骨や頭骨の関節はゆがむ。


続く

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